カメムッシュさま!なんですかこのキョーレツな香りは?
カメムッシ隊員…これは客人そしてアルジたちを出迎えるための香り豊かな置き型ホウコウ剤的品だ
しかしこれは出迎えはおろかわれわれを寄せ付けないかのごとくのニオイ…これはますく必須です!
われわれは基本ますくなるものはしないが…さすがにこれはサンミツ的対策を講じるべきだね
ハイ…ジブン氣ぶんが少々…
カメムッシ隊員…大丈夫かね?
今ますくなるモノを講じたのでなんとか…あぁでもますくごしからもまだキョーレツな香りが…
わたしもこれまであらゆる地へ赴いたが…この地は類を見ない香りだ
カメムッシュさまがそこまでおっしゃるとは…ゲホっ!
カメムッシ隊員…ムリはせずに
イエ!ジブンはカメムッシュさまとともに最後まで任務に当たらせていただきます!
カメムッシ隊員は香りにとても敏感だと言っていたね
ハイ…ですがこうしてカメムッシュさまとともにこのマニアな世を探索…貴重な体験です!
何かあったら遠慮なく…
ありがとうございます!カメムッシュさまのお心遣いに感謝いたします!
ではカメムッシ隊員…次の地は運良く扉が開いているね
ハイ…うわっ!ここもキョーレツなコースイ的香り!そして床が冷たく寒い…
ここはアルジが身体に残された不要なモノを手放す地だか…
カメムッシュさま!ジブンとても寒いです…
カメムッシ隊員…こちらの簡易カイロを使うといい
ありがとうございます!ここで不要なモノを手放す…ジブンには到底ムリです!
たしかにここは寒いが…特殊な寒さを感じるね
ハイ…あぁあったかくなってきた…
カメムッシ隊員…ここはすみやかに退出しよう
ハイ!助かった…
そして今日のメインとなる地は…ここだね
カメムッシュさま…この部屋は表にカギ的なモノがついてますね!
普通は内側に存在するが…
なんだかイミシン的ルー夢ですね!
最初からあるのか若しくはのちにつけたのかは分からないが…
ハイ…あっ!カメムッシュさま!アルジと思われる存在がこちらに来る氣配!うわ…居間のドアの音のキィィ…不快だ!
たしかにこの音は不氣味だ…そしてカメムッシ隊員…アルジが いま先の手放しの地へ向かった
ハイ!おそらく所用を済ませたのちこのルー夢に…
カメムッシ隊員…その隙を伺い突入しよう
ハイ!…あ!アルジが出てきた!
ではルー夢へ突入する!
ハイ!…うわっ!すごいキョーレツな音!
おそらくドアが古く勢いを増さないと閉められないのだろう…
それにしても香り同様音もキョーレツ!…そしてここがアマイアマイスゥィーツ店 YATSUのマル秘ルー夢…
ウワサには聴いていたが…予想以上だね
ハイ…
先に話していた通り…前代未聞だ
ジブンもです…あっ!YATSUが簡易的椅子から立ち上がりそして…えっ?ナニやら確認?なのでしょうか…
わたしにもわからないが…そして確認作業を終えたね
以前YATSUのルー夢の窓によじ登ったチームカメムッシュ唯一のレディ隊員がこのシーンをみて驚き一目散に逃げたと言っていましたが…
彼女はカーテンがかかっていないYATSUの部屋を興味本位で覗いたというが…後悔したといっていたね
ジブンたちはこのシーンは全く平氣ですが…しかしこの雄大な景色は無二のものですね!
カメムッシ隊員の言う通りだ…そしてレディ隊員がそののちにわずかな隙間から突入して氣になる事案をシェアしてくれたね
ハイ!洗面台の高さが極端に低いこと…そしてその流れる音の"コポ…コポポ"がキモ的だったという報告でしたね!
それもYATSUがこの部屋を出る隙をうかがい後に再度確認しよう…
ハイ!…あっ!カメムッシュ さま!YATSUがこちらに氣づいた!そしてセレブ的コウフクの紙を手にしてこちらに…あっしまった!
"フッフッ…あなたがたのいる地はここではない…心やさしいオレさまはあなたがたを最北の風とともにそっと見送る…そしてオレさまのマル秘ルー夢さらにはマル秘シーンは他言無用だ…ほなサイナラ!"
∞
陽子