アトリエヨウコ

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りよう

 

レディース的フェースシェーバーを施してもらうため

 

昨日はご用達にしている理容院へネット予約

 

そして今朝予約していた時間

 

午前7時31分ぴったりにお店に到着

 

このお店はオーナーの先生とマンツーマン

 

お互いいつものように

 

口に布を覆うこともなく

 

キッチンペーパーで創造されたマスクを手渡されることもない

 

秋晴れのお陽さまのように互いにニコニコしながら再会

 

先生のお店は先生の生誕日7月31日にちなんで

 

いつも朝7時31分オープン

 

わたしも先生と同じ生誕日

 

だから予約するときは必ずこの時間

 

はじめてお店に来た時それを話すと

 

"すごいシンクロ!"と無邪氣によろこんでいた先生

 

さらにはわたしと同じ名前に

 

"ここまでシンクロしてるとは偶然じゃない!"と驚いていた先生

 

そして先生の理容院は

 

ネット予約のみ

 

その予約フォームもシャレオツで最先端

 

先生があんなこんなチョシて創造した

 

オシャレでセンスある予約フォーム

 

その予約フォームは確実で正確

 

予約がダブルブッキングするなんていう

 

常識的には絶対にありえないミラクルもない

 

そして先生のお店は白を貴重としたシンプルな店内

 

BGMも先生の大好きな即興ピアニストが先生をイメージして創造したメロディーが小さく流れている

 

そんな心地よい店内に入ると先生はわたしのブルーのコートとマゼンダのスヌードそしてヴィーガンバッグを預かるといいわたしは手渡す

 

そしてソファにかけて"少し待っていてね"と言われたので

 

わたしは自然素材のソファに静かにかける

 

その空間もゆったりで整理整頓されている

 

ブラインドが一部乱れてたり

 

施術用品が入っているダンボールが置いてあったり

 

常連のお客さんへ向け発送する品々が置いてあったり

 

雑誌はおろか雑誌の付録を自由に持ち帰ってねというモノも一切ない

 

あるのはヒノキ香るマルテーブルの上に生けてある香り豊かなバラの花

 

わたしはそれをつぶやきとともに写真にうpしようと

 

らぶフォンをとりだし

 

アングルを決めてカシャカシャ

 

そんなわたしを先生は撮影が終わるのをそっと見届けていた

 

そして撮影が終わり

 

わたしは先生のさわやかなナビゲーションの元

 

施術用の椅子に座りスマホを台座へ置く

 

先生は華麗にわたしの支度をしたのち

 

ゆっくりとイスを倒しますねといい施術準備に入る

 

先生は"ころなはチャバン"

 

ということを知っているので

 

消毒的液体を

 

有無を言わさずピュッと

 

わたしの手に振りかけることをしない

 

そして施術中はペラペラと喋ることも自身が取り寄せたモノの勧誘することもしない

 

さらには過去にわたしが自転車で転び

 

右頬に残ってしまった

 

迷誉あるチャーミングな傷に向け

 

傷があるのは困ったことだ

 

などという

 

迷誉棄損的発言もすることない

 

はじめての施術の際

 

そのプロセスをカミングアウトすると

 

たいへんだったねと

 

いたわりながら施術してくれた

 

そのスタンスは今も変わらない

 

そして先生の施術イスは

 

腰あたりに

 

マッサージだといい

 

ドンドコドンドコと

 

オートモードで不快な振動をすることもなく

 

さらには休憩だといって別室からライターの音をさせる

 

そんなことは一切せず

 

ただ真剣に

 

わたしの顔に向けタクミな技術で施術していく

 

そしてタオルは

 

香水のようなキツい匂いが一切しない

 

先生は自然な香りがしながらほぼ自然に還り

 

さらには洗い物などオールマイティーに使えるという無二の洗剤を使用している

 

そして施術が終わっても

 

それを洗おうと場を離れ

 

お客さんがいる時に洗濯機をガンガン回す

 

なんてこともしない

 

そして顔剃りの石けんは

 

完全無添加無香料の固形石けん

 

この固形石けんは

 

のちに施術後に施してくれる

 

二つの化粧水と同じ会社のもの

 

一つ300円ほどなのに

 

汚れがほぼ落ちるという優れもの

 

そして先生曰く

 

"化粧品ではない化粧品レベルの化粧水"

 

1本目はシュッシュして1分置く

 

そして洗い流した後は

 

もう一本の化粧水でシュッシュ

 

これでお手入れ完了

 

美容的液など

 

余計なモノは全く塗らなくていいという

 

二つで一つの完全なるシンプル化粧水

 

わたしはこれがお氣にいり

 

だから先生に購入方法を教えてほしいとシェア

 

今も愛用している

 

先生は尋ねられたことには嘘偽りなく情報提供してくれる

 

人が聴いてもいないことを

 

心地よい空間の中で

 

わたしがウトウトとしていても

 

延々と喋る

 

なんてことはしない

 

そしてメニュー料金内に入っているプログラム

 

眉毛カットも

 

忘れることなく必ず施術

 

そして施術が終わった後は

 

いつものシュッシュ

 

粉的パフパフをされ咳き込むこともない

 

シンプルな仕上げ

 

そして肌がピリピリするなんてことも一切ない

 

わたしは"ありがとうございました!"と伝えると

 

"イビキかいていたよ!"って先生は微笑む

 

わたしは"ウソだぁ"っていうと

 

"ころなはウッソーン"と先生はチャメッケに返す

 

その言葉に顔を見合わせ二人で涙をながしながら大笑い

 

そして身体に掛けられていたタオルやケープを取り外されわたしが席を降りると"忘れものだよ"といい台座に置いてあったらぶフォンを手渡される

 

わたしはお礼を述べ らぶフォンを受け取った後

 

先生のかろやかなナビゲーションによりレジカウンターへと向かう

 

預かってもらっていたブルーのコートやマゼンダのスヌードそしてヴィーガンバッグ

 

わたしはそれを手渡され身支度を済ませる

 

そしてハンドメードショップで取り寄せた和柄の無二の財布を取り出し先生にチョッキリお代を支払う

 

先生は"どうもありがとう"といってレジにお代をインしながら顧客リスト表もデスク棚にイン

 

"お客さんの名前がなかなか覚えられない"と言いながらヘラヘラと笑うこともしない

 

わたしも先生にお礼を述べながら"やっぱり先生のお店はイイ意味で誰にも教えなくない"という

 

すると先生は"ここは隠れ家的マニアックな理容院…その言葉は最大の褒め言葉!とてもうれしゅうございます"とニコニコ

 

わたしは"また来ます"といい玄関のドアを開ける

 

先生も外に出てくれてわたしに"道中安全で軽やかな路のりとなりますように"と伝えてくれる

 

わたしはお辞儀をしたのち姿勢を次なる目的地へと向け歩き出す

 

そんなわたしを先生は姿が見えなくなるまでそっと見届けてくれている

 

そのおおらかで心地よい無二の理容院の名は

 

"アトリエヨウコ"

 

 

陽子

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