ようこ

 

#(*´꒳`*)   #(*´꒳`*)   #濃いきのこ

 

あぁークソ! #濃いきのこ じゃなかったらスリー #(*´꒳`*) 大フィーバーだったのに!

 

そして夢のコインが無くなった…

 

でも近くにエーテーエムがあるからいつものキャッシング的カードで引き出しだ!まだ借り入れ枠はある…

 

そしてこの分を必ず倍以上にして返してやる!#(*´꒳`*)#濃いきのこ 洗って待ってろよ!っていっても倍以上になった試しはない…でも今度の今度こそは!

 

よっしゃ!そうと決まればさっそく…

 

おぉ!外は寒い…

 

あぁ早く信号変わらねぇかな…

 

…えっ?この近くにアマイアマイスゥィーツ店"YATSU"はないか?

 

バァさん…店は駅のバスターミナルから乗らないと行けないぜ?

 

えっ?このかたウンジュウネン…バスなるものに乗ったことはない?

 

バァさん…じゃあタクシー拾ったほうが…

 

えっ?タクシーはすべて出払っていて数時間待ち?

 

バァさん…じゃあ今日は諦めたほうが…

 

えっ?今日は店でマル秘キモノ展示会がある?そしてそれが最終日だからどうしても行きたい?

 

バァさん…アマイアマイスゥィーツ店でマル秘キモノ展示会…ほんとうか?

 

えっ?インビテーションマル秘ラヴレターももらっている?

 

バァさん…それ見せてくれるか?

 

あぁどうも…

 

…たしかにアマイアマイスゥィーツ店YATSUの住所が記されてるな

 

えっ?このインビテーションマル秘ラヴレターを見せればそのキモノが99%引き?

 

バァさん…それ騙されてねぇか?

 

えっ?ナウでヤングだった時に着付けの講師もしてた?さらにはファイナンシャル的アドバイザーも?

 

バァさん…あんたすげぇ経歴持ってるな!

 

えっ?オレはどうしてここにいるかって?

 

あぁ…オレは駅の隣のデーハーコンサート会場でちょっとばかしギャンブラァを…

 

えっ?今日はギャンブラァは終わったのかって?

 

それがあとひと息というところで持ってた経済的豊かさが羽ばたいていったから仕切り直りにキャッシング的引き出しにエーテーエムに行こうと…

 

えっ?キャッシュではなくキャッシング的引き出ししてるのかって?

 

あぁ…実はオレギャンブラァがやめられなくて数年自転車操業的キャッシング的引き出しを…

 

えっ?今どのくらいの借り入れをしてるのかって?

 

バァさん…いくらなんでもそれは言えねぇよ!

 

えっ?数年自転車操業的をしてるならそれ相応の額じゃないかって?

 

…バァさんには関係ねぇ

 

あ!信号変わったからオレ行くわ…

 

えっ?逃げていても何も変わらない?

 

バァさん…

 

えっ?それを誰かに相談したことはあるのか?

 

…誰にも言ってねぇ…こんなこと言ったらあきれられる

 

えっ?今ならまだ間に合う?ワタシがチカラになる?

 

バァさん…アンタいったい…

 

えっ?バァさんのマゴもファイナンシャル的専門職…マゴと二人で事務所兼住宅に暮らしている?

 

そしてマゴの名刺を渡す…いつでもあなたからの連絡を待っている…

 

そこからあらたな人生の再スタート

 

必ずやり直せる

 

あなたもわかっている

 

とうに限界は超えていることを

 

でもどうすることも出来なくてズルズルと今日まで過ごしてしまっている

 

だけどあなたが思っている以上に解決方法は数多く存在する

 

だから恐れることは何もない

 

そのことは知っておいてほしい…

 

バァさん…

 

えっ?ワタシもアマイアマイスゥィーツ店に行くのやめた?オレの話聴いてやっぱりおかしいと感じた?

 

バァさん…よかったよ!

 

えっ?ヒサカタブリにファイナンシャル的アドバイザーができた?これを機に現役復帰しようかな?

 

バァさんなら生涯できるぜ…オレそう思う

 

えっ?そんなこと言ったらお調子に乗っちゃう?

 

バァさん…なかなかおもしろいな!そしてオレ必ずバァさんやマゴ先生のところへ改めて相談に行く!

 

えっ?それを聴いて安心した?マゴと待っている…

 

バァさん…こちらこそありがとう!おっ…やっぱ雪が降ってきたな

 

…あれ?…バァさん?

 

 

バァさん…

 

オレはずっと妄想を見ていたのだろうか?

 

瞬間空から降りてくる雪を見上げそしてバァさんに向き直ろうとしたオレはその眼の現実におどろいた

 

そしてオレが一人喋っているのを怪訝そうに見つめ通り過ぎていく人々

 

でもオレの右手にはバァさんからもらったマゴ先生の名刺が存在している

 

不思議に思いながらもすぐ自宅アパートに帰り名刺に記載している電話番号に緊張しながらダイアル

 

すると丁寧な口調で事務所名を名乗るマゴ先生の声

 

オレは実在する事務所なんだと内心ホッとしながらもマゴ先生の祖母と偶然街で会ったことなどを話すとマゴ先生はとても驚いていた

 

そして"それはほんとうか?"と尋ねたのでたしかに本人からマゴ先生の紹介を受け名刺をもらったと話す

 

すると"祖母は半年前にあるべき地へ還った"という

 

その言葉に今度はオレが驚きそして言葉を失った

 

そんなオレの様子にマゴ先生は"あなたは抱えている事案を解決したいと真に願った…その心の声があるべき地に居る祖母に届いたのだと思う"と穏やかな声で話しながら"これも何かの縁…ともに解決していきましょう"と快くマゴ先生はおっしゃってくださった

 

それからおよそ一年

 

マゴ先生や関係者のサポートを受けながら数々のプロセスを踏んだ結果…オレはこれまで抱えていた支払うべき額全ての免除が認められた

 

そしてオレは二度と同じことは繰り返さないという思いとともにこれまでの生活を見直しながらバァさんと同じファイナンシャル的アドバイザーの資格を取得したのち独立開業

 

さらにはマゴ先生の事務所で働いていた女性と縁があり結婚

 

いまツマの身体にはいのちが宿っており…後ひと月でこの世へ飛び出してくる

 

その飛び出すいのちはツマやバァさんと同じ性別…ひょっとしたらアンタじゃないかってツマと話している

 

バァさん…

 

ここからはオレの妄想だけど…

 

もしかしたらバァさんも過去にオレと同じ経験したんじゃねぇか?

 

あのときのバァさんの発する言葉は一つ一つ心がこもっていた

 

オレの氣もちが痛いほど分かると言わんばかりのバァさんの姿

 

そんな見知らぬバァさんの言葉はこれまで逃げそして甘えていたオレの心を改めさせてくれた

 

あの冬到来を知らせる季節

 

それは常識的にはぜったいにありえない奇跡の到来をも伝えてくれていた

 

そしてそのひとつとも言えるいのちの誕生

 

そのいのちは自ら望んでこの世に存在する色とりどりの体験をしたいと真に願いこの地へ降り立とうとしている

 

そんな勇氣あるあなたが元氣に誕生してくれることをあなたのママそしてパパでもあるオレは心から願っている

 

お調子でチャーミングな"ようこ"へ

 

あなたとの再会を愉しみにしている元ギャンブラァより

 

 

陽子

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